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更年期障害の血管運動神経症状治療、アステラス製薬がフェゾリネタントで第3相試験開始

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アステラス製薬は、閉経期に伴う更年期障害の治療薬フェゾリネタント(Fezolinetant)の日本における第3相試験、STARLIGHT 2およびSTARLIGHT 3の開始を発表した。これらの試験は、更年期に伴うVMSを有する日本人女性を対象に、フェゾリネタントの1日1回投与の効果と安全性を評価するものである。更年期障害によるVMSは、日本を含む世界中の多くの女性の日常生活や全体的な生活の質に影響を与える一般的な症状と紹介されている。

  • 発表元→アステラス製薬
  • 発表日→2024年3月4日
  • 研究の目的→閉経期に伴う更年期障害の治療薬フェゾリネタントの効果と安全性の評価
  • 試験の概要→STARLIGHT 2は12週間のランダム化二重盲検プラセボ対照平行群多施設臨床試験で、フェゾリネタントの優越性と日本人女性における安全性を評価。STARLIGHT 3は52週間の安全性と忍容性を評価するための試験
  • 臨床試験の背景→STARLIGHTフェーズ2b試験(NCT05034042)に基づいて決定された
  • 将来への展望→非ホルモン性の新規治療オプションとして日本の女性に提供される可能性
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