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新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の死亡率や死亡の特徴についての研究

新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の死亡率や死亡の特徴についての研究が報告されている。

コロナワクチン接種による死亡率を推定することを目的として、ワクチン接種後の死亡を分析。2020年12月11日から2021年1月8日まで「Vaccine Adverse Event Reporting System(VAERS)」から入手。米国疾病管理予防センター(CDC)の「COVID Data Tracker」を用い、同期間に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種者の総数を特定。死亡率を推定。

2021年1月8日時点で55人の死亡が報告されており、死亡率は人口100万人あたり8.2人と割り出している。中でも長期療養施設の入居者では37人の死亡が報告され、死亡率は人口100万人あたり53.4人となっているとする。

死亡関連の合併症は、高血圧、認知症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病、心不全などが上位に。長期療養施設でワクチンを接種した死亡者は、他の場所よりも認知症が関連している可能性が高かったとまとめている。

その上で、ワクチンの利点はリスクを上回ると説明し、高齢者がワクチン接種の対象外にはならないと結論。ただし、ワクチン接種の継続的なモニタリングは依然として必要と強調している。

2021年5月、中国、米国研究。

Lv G, Yuan J, Xiong X, Li M. Mortality Rate and Characteristics of Deaths Following COVID-19 Vaccination. Front Med (Lausanne). 2021 May 14;8:670370. doi: 10.3389/fmed.2021.670370. PMID: 34055843; PMCID: PMC8160119.

新型コロナウイルス感染症

 

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