-->新型コロナウイルス感染がウイルスの生存に有利な行動変化をもたらすとする論説 | STELLANEWS.LIFE
サイトアイコン STELLANEWS.LIFE

新型コロナウイルス感染がウイルスの生存に有利な行動変化をもたらすとする論説

新型コロナウイルス感染がウイルスの生存に有利な行動変化をもたらすとする論説が報告されている。神経細胞のミトコンドリアを選択的に標的として、認知プロセスに影響を与え「ブレイン・フォグ」を誘発、長期にわたる深刻な精神的・認知的変化も含まれるとする。低酸素状態の脳領域において、ウイルスゲノムの統合後に神経細胞のエネルギー代謝が低下することで、ミトコンドリアの機能障害が生じる可能性があると説明する。感染者が感染防御機能を低下させる行動をとることで、ウイルスの拡散が促進されるという。

2021年5月、チェコ論説。

Stefano GB, Ptacek R, Ptackova H, Martin A, Kream RM. Selective Neuronal Mitochondrial Targeting in SARS-CoV-2 Infection Affects Cognitive Processes to Induce ‘Brain Fog’ and Results in Behavioral Changes that Favor Viral Survival. Med Sci Monit. 2021 Jan 25;27:e930886. doi: 10.12659/MSM.930886. PMID: 33487628; PMCID: PMC7845145.

新型コロナウイルス感染症

 

モバイルバージョンを終了