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新型コロナウイルスのメーンプロテアーゼに対する新規阻害薬を分子動力学シミュレーションを用いて同定したとする研究

新型コロナウイルスのメーンプロテアーゼに対する新規阻害薬を分子動力学シミュレーションを用いて同定したとする研究が報告されている。3CLproに注目して、120万以上の化合物を対象に計算科学的に分析。絞り込んだ約150の化合物をシミュレーションにより結合性を検証。エストラジオールを含む14種類の化合物を得て、組換え3CLプロテアーゼを用いて検証。ガロタンニンのコリラギンと抗精神病薬のルラシドンが、それぞれ最も有望な天然物と薬物として浮上したとする。テストステロンは3CLproに中程度の阻害力を持ち、高齢男性が影響を強く受ける理由になるかもしれないと指摘。

2021年、ドイツ、ブラジル、ナイジェリア研究。

新型コロナウイルス感染症

 

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