新型コロナウイルスのnsp15エンドリボヌクレアーゼに対するハイスループット・スクリーニングによるウイルス活性を持った低分子阻害剤の同定についての研究が報告されている。 nsp15のウラシル依存性エンドヌクレアーゼ(endoU)の機能に着目。ライブラリからの1万3千の化合物に対して、ハイスループットのアッセイを用いてスクリーニング。nsp15 endoU阻害剤として、アルツハイマー病治療のためのβアミロイド抗凝集分子であるExebryl-1が有望であると確認。今後、最適化も視野に入ると指摘。
2021年4月、米国研究。