新型コロナウイルス感染症のワクチンを受け入れる上で大切な要素を分析した研究が報告されている。新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種意向を予測するために、新型コロナウイルス感染症のリスク認知と、ワクチンの安全性認知の役割を調査。新型コロナウイルス感染症は、インフルエンザやはしかよりも脅威と見なされていた。接種意向の最も強い予測因子は、ワクチンの安全性を信頼しているかどうか。新型コロナウイルス感染症を重篤な病気と認識していると、接種意向もわずかに高くなる結果。安全性の情報提供が特に大切であると指摘。
2020年12月、フィンランド、ドイツ研究。
Karlsson LC, Soveri A, Lewandowsky S, Karlsson L, Karlsson H, Nolvi S, Karukivi M, Lindfelt M, Antfolk J. Fearing the disease or the vaccine: The case of COVID-19. Pers Individ Dif. 2021 Apr;172:110590. doi: 10.1016/j.paid.2020.110590. Epub 2020 Dec 14. PMID: 33518869; PMCID: PMC7832025.
