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世界的に一般的な「HLA-A*02:01分子」と、新型コロナウイルスの持つヌクレオシドカプシドタンパク質のペプチドとの結合性についての研究

世界的に一般的な「HLA-A*02:01分子」と、新型コロナウイルスの持つヌクレオシドカプシドタンパク質のペプチドとの結合性についての研究が報告されている。「CD8+T細胞は抗ウイルス免疫に不可欠だが、T細胞応答を理解するためには、ヒト白血球抗原(HLA)が提示するエピトープの同定が必要。これまでのところ、新型コロナウイルス特異的なCD8+T細胞エピトープはほとんど報告されていない」と指摘。ウイルスの表面タンパク質よりも、内部タンパク質の方が保存性が高いとのことで、ヌクレオシドカプシドタンパク質に由来するペプチドと、世界的に一般的なHLA-A*02:01との結合性を分析。8つについて調べたが、6つが動きを伴う複合体を作ると見いだした。ヌクレオシドカプシドタンパク質は強力なエピトープは持たない可能性が示されたと指摘。

2021年、オーストラリア研究。

The presentation of SARS-CoV-2 peptides by the common HLA-A*02:01 molecule
Szeto, Christopher et al.
iScience, Volume 0, Issue 0, 102096

新型コロナウイルス感染症

 

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