新型コロナウイルスを40分以内、低コストで正確に検出可能なCRISPR-Cas3の技術を応用した検出法の開発。
1型CRISPR-Cas3を用いた、DNA切断がCas3介在の新型コロナウイルス検出法として開発可能性があると想定。迅速と感度においてRT-PCRなどに劣らず、特異度でも扱いやすさでも優れた方法になると考えられた。ポイントオブケア検査としての可能性を指摘。
2020年6月日本査読前論文。
doi: https://doi.org/10.1101/2020.06.02.20119875
国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3を用いたCOVID-19迅速診断法の開発-最短40分で試験紙による正確な診断が可能に-(medRxivにて発表)|東京大学医科学研究所