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レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系阻害薬の服用が新型コロナウイルス感染症に及ばす影響をシステマティックレビューおよびメタアナリシスで分析

レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAS)阻害薬の服用が新型コロナウイルス感染症に及ばす影響をシステマティックレビューおよびメタアナリシスで分析。

RAAS阻害薬は、ACE阻害薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬などの高血圧薬。2万8872人のデータを分析したところ、死亡、重症のリスクが低下する傾向(オッズ比0.671。信頼区間は0.435~1.034)は見られたが統計学的に有意ではなかった。しかし、高血圧の人に限ると有意に低下(オッズ比0.664。信頼区間0.495~0.908)。ACE阻害薬と非ACE阻害薬との間には差はなし。新型コロナウイルス感染症でも、RAAS阻害薬の継続を後押しする結果と研究グループは指摘。

2020年8月英国総説。

Baral R, White M, Vassiliou VS. Effect of Renin-Angiotensin-Aldosterone System Inhibitors in Patients with COVID-19: a Systematic Review and Meta-analysis of 28,872 Patients. Curr Atheroscler Rep. 2020;22(10):61. Published 2020 Aug 24. doi:10.1007/s11883-020-00880-6

新型コロナウイルス感染症

 

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