ウエアラブルデバイスは慢性疾患の管理に効果を示すのかを検証したシステマティックレビューおよびメタアナリシス

ウエアラブルデバイスは慢性疾患の管理に効果を示すのかを検証したシステマティックレビューおよびメタアナリシス。

ウエアラブルの利用により、慢性閉塞性肺疾患（COPD）、糖尿病、心臓疾患の治療が遵守されるなど効果を上げるか検証。11の研究が対象になった。ウエアラブルの使用は教育支援のため、目標設定や社会的支援、健康プログラム、リアルタイムのフィードバックなどに使われた。

効果が確認されたのは糖尿病と心疾患。糖尿病では体重の2％の減少と血糖値の改善。心臓疾患では運動時間への効果があった。COPDは効果を示す研究は確認されなかった。

2020年8月日本、オーストラリア研究。日本は聖路加国際大学、浜松医科大学、東京医療保健大学。

Kamei, T., Kanamori, T., Yamamoto, Y., & Edirippulige, S. (2020). The use of wearable devices in chronic disease management to enhance adherence and improve telehealth outcomes: A systematic review and meta-analysis. Journal of Telemedicine and Telecare. https://doi.org/10.1177/1357633X20937573