-->医師の個人ページ訪問者をクライアントにする「コンバージョン率」についての分析 | STELLANEWS.LIFE
サイトアイコン STELLANEWS.LIFE

医師の個人ページ訪問者をクライアントにする「コンバージョン率」についての分析

医師の個人ページ訪問者をクライアントにする「コンバージョン率」についての分析。

患者も医師もオンラインのコミュニティーで情報のやりとりすることが当たり前になる中で、医師がウェブ上で個人の情報発信をすることも増えている。そうした個人ウェブサイトでの情報発信により、そのウェブサイトの訪問者が医師のクライアントになってくれるかのコンバージョン率がどうなのかはよく検討されてはいない。

複数のソースでのオンラインのコミュニケーションについて検討。2112人の医師についての解析から、医師発、患者発、システム発の情報による影響を調べた結果、そうしたいずれの情報についても増やしていくことでコンバージョン率を引き上げられると確認できた。

その上で、医師発の情報と患者発の情報は補完関係というよりも代替関係にあることも確認された。さらに、ウェブサイトの利用時間は長くなると、患者発の情報の効果は高める一方で、医師発の情報の効果は低下させることも分かった。

2020年8月中国研究。

Chen Q, Yan X, Zhang T
Converting Visitors of Physicians’ Personal Websites to Customers in Online Health Communities: Longitudinal Study
J Med Internet Res 2020;22(8):e20623
URL: https://www.jmir.org/2020/8/e20623
DOI: 10.2196/20623

医療情報

研究の結果を踏まえると、患者からの良好な情報を増やすことが最も効果的であるという解釈ができると見られます。(編集)

モバイルバージョンを終了