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許可型ブロックチェーンによる患者中心のEHRデータ共有統合「ACTION-EHR」

許可型ブロックチェーンによる患者中心のEHRデータ共有統合「ACTION-EHR」を検証。継続的にケアを要するがんのような疾病では、複数の施設で患者の医療情報であるEHR(電子健康記録)を共有する必要がある。データのプライバシーや繊細さからメールやファクスで情報を共有する仕組みが残る。

許可型ブロックチェーンを使い、セキュリティーを保ちながら、患者中心で情報共有する仕組みを構築している。EHRのデータ本体とひも付く関連情報をまとめたメタデータを別個に管理する仕組み。メタデータをブロックチェーン上でやりとり。患者がメタデータを登録したり利用許可を出したりできる。EHRデータ本体は暗号化されてクラウドで保管。情報共有の許可に従って、公開鍵と秘密鍵を使った公開鍵基盤による非対称暗号化で本体データを共有する。

2020年8月スイス、米国研究。

Dubovitskaya A, Baig F, Xu Z, Shukla R, Zambani PS, Swaminathan A, Jahangir MM, Chowdhry K, Lachhani R, Idnani N, Schumacher M, Aberer K, Stoller SD, Ryu S, Wang F
ACTION-EHR: Patient-Centric Blockchain-Based Electronic Health Record Data Management for Cancer Care
J Med Internet Res 2020;22(8):e13598
URL: https://www.jmir.org/2020/8/e13598
DOI: 10.2196/13598

医療情報

 

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