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コンピュータ支援による病変の検出により、大腸内視鏡検査の検診間隔の短縮につながる、香港大学の研究

香港大学を中心とした研究グループが2023年2月13日、J Med Internet Resで2016年から2020年の間に内視鏡検査および組織学的所見が完全な大腸内視鏡検査を受けた人で、コンピュータ支援検出(CADe)を全体に適用することで検診間隔を短くできると報告した。

具体的には、大腸内視鏡検査を受けた計3735人を対象にCADeによる検査の効果をシミュレーションした。この結果、米国の大腸がんに関する多職種協議会(USMSTF)のガイドラインに基づいて検査結果を解釈すると19.1%(n=714)、欧州消化器内視鏡学会(ESGE)のガイドラインでは1.9%(n=71)は、CADeを適用しない場合よりも検診の間隔を短くできると考えられた。

Lui K, Liu S, Leung K, Wu J, Zauber A, Leung W
The Impacts of Computer-Aided Detection of Colorectal Polyps on Subsequent Colonoscopy Surveillance Intervals: Simulation Study
J Med Internet Res 2023;25:e42665
URL: https://www.jmir.org/2023/1/e42665
DOI: 10.2196/42665

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