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J&J、外科AI基金創設 NVIDIA・AWSと

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医療技術とデジタルヘルスの最前線に立つ革新事例を紹介するメディアである。特に、臨床現場への応用が進むAI、ロボティクス、データエンジニアリング分野に注目し、科学的根拠と産業的意義の双方を意識した情報提供を行っている。今回は、Johnson & Johnson MedTechが発表した外科手術に特化したAI開発支援基金に関する動向を取り上げる。

Johnson & Johnson MedTechは、手術におけるAI技術の開発と普及を支援する「Polyphonic AI Fund for Surgery」の立ち上げを発表した。本基金は、手術の各段階における課題に対応するAIソリューションを促進することを目的とし、NVIDIAおよびAmazon Web Services(AWS)と提携して推進される。

同社が2024年に開始したデジタルエコシステム「Polyphonic」の拡張的取り組みの一環として位置づけられ、AIモデル開発、データエンジニアリング、AIガバナンスなどに焦点を当てる。初期の施策として、QuickFire Challengeプログラムを通じた公募と資金提供が行われる予定である。

  • 発表元→Johnson & Johnson MedTech
  • 発表日→2025年6月25日
  • プログラム名→Polyphonic AI Fund for Surgery
  • 提携企業→NVIDIA、Amazon Web Services(AWS)
  • 目的→手術の前処置、術中、術後の各段階におけるAIソリューションの開発・普及支援
  • 支援内容→資金提供、技術支援、データセット提供、開発者ワークショップ、メンタリング
  • 応募対象→大学・非大学機関、研究者、スタートアップ、既存企業など多様なステークホルダー
  • 技術基盤→NVIDIA IGXエッジコンピューティングプラットフォーム、HoloscanプラットフォームによるAIアプリ開発環境
  • 背景→医療従事者の95%がAI統合を支持。AIを通じた手術データのリアルタイム分析、外科教育の支援、外科R&Dの効率化が期待される
  • 今後の展開→Polyphonicエコシステムは現在一部病院で限定的に提供中。順次拡大予定

AIによる情報のインパクト評価(あくまで参考として受け取ってください)

★★★★☆(★4つで2番目の評価)

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