アッヴィ社は、カリプラジン(商品名VRAYLAR)が、抗うつ薬治療が部分的に奏効した成人の大うつ病性障害(MDD)に対する補助療法として、米国食品医薬品局(FDA)から承認されたことを発表した。2022年12月16日、アッヴィ社より発表された。
VRAYLARは、MDDおよび双極I型障害に伴ううつ病エピソードに対してFDAが承認した最初で唯一のドーパミンおよびセロトニンのパーシャルアゴニストとなる。
米国では、成人の約5人に1人が一生の間にMDDを経験し、そのうちの約半数は、最初に抗うつ薬を投与されたにもかかわらず、依然として抑うつ症状を抱えているという。
VRAYLARは、臨床試験において、抗うつ剤治療と併用した場合、プラセボと比較して症状の重症度に改善が見られた。
U.S. FDA Approves VRAYLAR® (cariprazine) as an Adjunctive Treatment for Major Depressive Disorder
https://news.abbvie.com/news/press-releases/us-fda-approves-vraylar-cariprazine-as-an-adjunctive-treatment-for-major-depressive-disorder.htm