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新たな超音波診断向けソフトとトランスデューサー、自動調整機能と高空間分解能など実現

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医療技術の進化がもたらす生活への影響や医療現場での貢献を探求し、重要な情報を提供することに取り組んでいる。医療診断技術の進歩は、早期発見や治療法の改善に直接的に影響し、医師や患者にとっての利益につながる。ここでは、フィリップスが新たな超音波診断装置のソフトウエアとトランスジューサーを発売した動きを紹介する。

  • フィリップスが新しい超音波診断装置「EPIQ」/「Affiniti」のソフトウエア「VM10」と、超高周波マイクロリニア「mL26-8トランスジューサ」を発売
  • 自動画像調整と立体感のある血流イメージなどを特徴とし、診断の迅速化と確実性を向上させたという
  • 「医師の働き方改革」の推進により、臨床検査技師や看護師の活躍の場が広がる中で、業務効率化と技術の担保に貢献すると強調する/li>
  • フィリップス・ジャパンは、ワークフローと効率性の向上を目指し、自動画像調整や立体感のある血流イメージを提供する超音波診断装置の新ソフトウエア「VM10」と、高周波数を実現するマイクロリニア「mL26-8トランスジューサ」を3月より市場に投入した。これらの技術は、医師の労働環境改善に寄与し、患者個別に最適化された高精度な画像診断を迅速に提供することを可能にすると説明する。

    • 発表元→フィリップス・ジャパン
    • 発表日→2024年3月25日
    • 製品名→超音波診断装置「EPIQ」/「Affiniti」ソフトウエア「VM10」、超高周波マイクロリニア「mL26-8トランスジューサ」
    • 自動画像調整機能→ソフトウエアを使うことで、患者ごとに最適化された画像の提供が可能であり、診断プロセスの時間短縮と一貫した画像品質が期待される。
    • 「Flow Viewer」機能→血流イメージに立体感を与え、血管の識別と小血管の分岐視認性の向上をサポートし、精密な診断を可能にする。
    • システム間で共通するプラットフォーム→異なる超音波診断装置間でも統一された操作性が確保され、患者ケアに集中できる環境が提供される。
    • 8~26MHzの高周波数範囲をカバー→トランスデューサーは、フィリップスの同製品の中で最も周波数が高い。空間分解能が36%向上し、透過性が64%向上することにより、真皮のように非常に浅い領域から乳腺・甲状腺や表在血管、整形、新生児、眼球など、幅広い臨床領域で明瞭な画像を提供。
    • トランスデューサーの描出機能→微細な血流を詳細に観察するMicro Flow Imaging (MFI)とMFI HDに対応。
    • 視認性→トラペゾイドモードを併用することで視野が75%広がり、観察時の視認性が向上。
    • 期待される影響→医師の働き方改革の一環として、医療従事者の業務効率化と患者への迅速かつ高精度な診断提供
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