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皮膚科におけるVCの投資、患者ケアとヘルスケア市場への影響とは

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ベンチャーキャピタル(VC)による資金調達は、医療、特に成長中のデジタルヘルス分野において、新しい技術やプロセスを臨床に取り入れる上で重要な役割を担っている。皮膚科でもVC投資が盛んになっているが、VCが患者のケアや医療市場に与える影響を理解するのは重要だという。

2002年から2021年にかけて、皮膚科に特化した企業へのVCディールは873件、投資総額は91億ドルだった。年間ディール件数は平均11.5%の割合で増加。その大半(73.4%)は医薬品およびバイオテクノロジー分野。年間総投資額は増加傾向にあり、平均は4億5280万ドル。

ディール全体の平均規模は1040万ドルで、VC投資を受けた企業の「プレマネー」と「ポストマネー」の平均評価額は減少している。

「プレマネー」評価額とは、ベンチャーキャピタル(VC)から投資を受ける前の企業評価額を指す。投資家が投資と引き換えに受け取る出資比率を決定するための参考資料として利用される。

一方、「ポストマネー」評価額は、ベンチャーキャピタルから投資を受けた後の企業評価。投資した金額を考慮し、投資後の企業価値の総額を表す。

Agarwal A, Orlow SJ. Skin in the Game: An Analysis of Venture Capital Investment in Dermatology from 2002 to 2021. J Invest Dermatol. 2023 Jan 11:S0022-202X(22)02767-1. doi: 10.1016/j.jid.2022.11.005. Epub ahead of print. PMID: 36639307.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36639307/

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