- 発表日→2024年3月6日。
- 発表内容→islatravirとlenacapavirの組み合わせによる内服1週間に一度の投与が、24週間でHIV感染者のウイルス抑制を維持したとのフェーズ2臨床試験結果。
- 試験の意義→少ない頻度での服用により、治療への遵守やスティグマといった課題に対処できる可能性。
- 研究データ→94.2%の参加者でウイルス抑制を維持。
- 副作用→口腔の乾燥や吐き気などの治療関連副作用が報告されたが、重篤な副作用は報告されていない。
- 治療群→islatravirとlenacapavirを週1回投与した群と、日々のBiktarvyを継続した群でHIV-1 RNA 50コピー/mL未満を維持した割合が同等。
- 参加者の属性→中央値年齢40歳、18%が出生時に女性とされた人々、50%が非白人、29%がヒスパニックまたはラテン系。
- 開発の背景→ギリアド・サイエンシズとMerckは、HIV治療の多様性とアクセス向上に向けた共同開発を続けている。