STELLANEWS.LIFEは、医療分野における最新の進展をわかりやすく伝えることを目的としている。今回取り上げるのは、原発性、進行性または再発性子宮体がんの治療薬としてのキイトルーダ(一般名ペムブロリズマブ)と化学療法の併用に関する米国食品医薬品局(FDA)による優先審査の受理である。
- 受理の背景→NRG-GY018の第3相試験のデータに基づく。
- 研究結果→キイトルーダと化学療法の併用は、化学療法単独に比べて、ミスマッチ修復ステータスに関係なく、これらの患者の無進行生存期間(PFS)の統計学的に有意かつ臨床的に意味のある改善を示した。
- 審査の目標日→2024年6月21日に設定されている。
- 治療法の潜在的な影響→ミスマッチ修復ステータスに関係なく進行性子宮体がんの一次治療薬として指定される可能性がある最初の免疫療法となることが予想されている。
- 試験の後援→米国国立がん研究所(NCI)が後援し、NRGオンコロジーが設計、実施した。
- メルクの役割→資金提供とサポートを提供している。