- 発表元→BMS。
- 発表日→2024年2月20日。
- 治療オプション→KRAZATI(adagrasib)とセツキシマブの組み合わせ。
- 対象患者→以前に治療を受けたKRAS G12C変異を持つ局所進行性または転移性大腸がん(CRC)の患者。
- 審査状況→米国食品医薬品局(FDA)による優先審査対象として受理。
- 目標行動日→2024年6月21日。
- 根拠となる試験→KRYSTAL-1試験の結果に基づく。
- 試験結果→KRAZATIはKRAS G12C変異を持つ局所進行性または転移性大腸がん(CRC)の患者において、有望な臨床活性を示し、セツキシマブとの併用時の安全性プロファイルは管理可能であり、それぞれの薬剤の既知の安全性プロファイルと一致していた。
- KRAZATIについて→KRAS G12Cを高選択性に阻害する経口小分子薬。KRAS G12Cタンパク質は24〜48時間ごとに再生するため、KRAS G12C変異がんを治療するためには標的阻害を持続させることが重要。
- KRYSTAL-1について→KRAS G12C変異を持つ進行性固形がん患者を対象とした、開放ラベル、多施設、複数拡張コホートフェーズ1/2試験。