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セマグルチド1.0mg、2型糖尿病と慢性腎疾患持つ患者で腎疾患関連イベント24%低減

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Novo Nordiskは、2型糖尿病および慢性腎臓病(CKD)を有する人の腎疾患関連イベントのリスクを24%低減するセマグルチド1.0mgに関するFLOW試験の結果を発表。この成果の公表は、独立データ監視委員会の推奨に基づき、ポジティブな効果のために試験を早期終了したことに続くものとなっている。約40%の2型糖尿病患者がCKDを有し、FLOW試験からのポジティブな結果は、セマグルチド1.0mgが2型糖尿病およびCKDを有する人々にとって最初のGLP-1治療オプションとなる可能性を示している。

  • 研究の発表元→Novo Nordisk
  • 発表日→2024年3月5日
  • 研究の目的→2型糖尿病および慢性腎臓病を有する人々の腎疾患進行および腎臓・心血管死亡リスクの削減
  • 試験の概要→標準治療の追加療法としてセマグルチド1.0mgとプラセボを比較。一次評価項目は腎機能低下の進行および腎臓・心血管死亡リスクを予防効果。ランダム化二重盲検並行群比較プラセボ対照優越性試験
  • 主要エンドポイント→セマグルチド1.0mgを使用した群では、プラセボ群に比べて腎疾患進行および心血管・腎臓死亡の統計学的に有意かつ優れた低減を示した
  • 安全性プロファイル→セマグルチド1.0mgは以前のセマグルチド試験と一致する安全かつ認容性のあるプロファイルを示した
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