STELLANEWS.LIFEでは、医薬品分野における最新の研究や開発に関する情報を、独自の視点で選りすぐり、読者に提供している。科学技術の進展により、多くの人々の生活が向上する可能性があり、その一環として、今回紹介する情報は次の通り。
アステラス製薬は、加齢黄斑変性による地図状萎縮の治療薬であるアバシンカプタドペゴルに関するsNDAが、FDAにより受理されたことを発表した。この申請は、第3相試験GATHER2の結果に基づき、肯定的な2年間のデータを処方情報に追加することを目指しているという。
- 発表元→アステラス製薬
- 発表日→2024年4月1日
- 研究の目的→加齢黄斑変性による地理的萎縮の治療におけるアバシンカプタドペゴルの有効性と安全性の評価
- 臨床試験→第3相試験GATHER2。この試験では、月1回および隔月での投与が2年間にわたり、プラセボと比較して地図状萎縮の病変進行率を低下させることが示された
- 治療の重要性→2年間のデータに基づき、加齢黄斑変性による地図状萎縮の治療薬としての長期使用が承認されることは、網膜専門医にとって治療選択肢を広げる変化となる