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術後膵管腺がんの個別化mRNAワクチン、オートジェン セブメランの3年フォローアップ

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)では、がんや慢性疾患などに関する最新の治療法や臨床試験の進展について、専門的な情報を提供しています。本記事では、術後の膵管腺がん(PDAC)患者に対するmRNAベースの個別化免疫療法候補薬「オートジェン セブメラン(BNT122、RO7198457)」の第1相試験からの3年間のフォローアップデータについて紹介します。

BioNTechは、オートジェン セブメランの第1相試験に関する3年間のフォローアップデータを発表した。これは、術後PDACを持つ患者において、投与後3年まで活性化T細胞によって測定された免疫応答の持続性と、がんワクチンに反応した患者における無増悪生存期間中央値の延長を示している。オートジェン セブメランはBioNTechとGenentech、Roche Groupのメンバーによって共同開発され、現在3つの進行中の第2相試験で評価されている。

  • 発表元→BioNTech
  • 発表日→2024年4月7日
  • 試験名→オートジェン セブメラン(BNT122、RO7198457)の第1相試験の3年間フォローアップ
  • 臨床試験→術後PDAC患者を対象とした個別化されたmRNAがんワクチン候補薬の安全性と効果を評価
  • 試験結果→16人の患者のうち8人でオートジェン セブメランが3年間の免疫応答を誘発。これらの患者は、反応しない患者と比較して無増悪生存期間中央値が延長していた。
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