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KRAS G12C変異大腸がんに選択肢、KRAZATIとアービタックス併用

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医薬品分野における最新の研究成果や進展を紹介し、読者にとって価値のある情報を提供することを目指している。専門的な知見と客観的な視点で、新しい治療法や治療薬に関する知識を広げ、理解を深めることを支援する。今回紹介するのは次の通り。

Bristol Myers Squibbは、KRAS G12C変異を有する局所進行性または転移性のCRC患者を対象にしたアダグラシブとセツキシマブの併用治療に関する第1/2相試験KRYSTAL-1のコホートからのデータを発表した。この併用療法は、以前に治療を受けた患者において、目標とする治療効果を実現し、疾病管理が85%の患者で観察された。さらに、安全性プロファイルは管理可能であり、各薬剤の既知の安全性プロファイルと一致している。

  • 発表元→Bristol Myers Squibb
  • 発表日→2024年4月8日
  • 研究の目的→KRASG12C変異を有する以前に治療を受けた局所進行性または転移性CRC患者に対するアダグラシブとセツキシマブの併用治療
  • 臨床試験→第1/2相試験KRYSTAL-1。この研究では、アダグラシブとセツキシマブの併用療法が、治療歴のあるKRAS G12C変異を有する局所進行性または転移性CRC患者において、客観的奏功率34%、無増悪生存期間中央値6.9カ月、全生存期間中央値15.9カ月を達成
  • 治療の重要性→KRASG12C変異を持つ大腸がんは、新たな治療オプションの必要性が高く、この併用療法が提供する可能性
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