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リンヴォックが示した巨細胞性動脈炎治療における有望な成果

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AbbVieは、GCAの成人患者を対象とした第3相試験SELECT-GCAにおいて、ウパダシチニブ15 mgが、26週間のステロイド漸減治療と組み合わせて使用された際、第12週から第52週までの寛解維持を達成したと発表した。この治療群では、寛解が46%に達し、プラセボ群の29%と比較して有意に改善が見られた。これにより、ウパダシチニブはGCA治療の有効な選択肢として位置づけられる可能性が高まった。

  • 発表元→AbbVie
  • 発表日→2024年4月18日
  • 試験の名称→SELECT-GCA(NCT03725202)
  • 臨床試験の目的→ウパダシチニブと26週間のステロイド漸減治療の組み合わせによる巨大細胞性動脈炎の寛解維持
  • 主な結果→ウパダシチニブ15mgを使用した治療群では、第12週から第52週にかけての寛解維持率が46%に達し、プラセボ群の29%と比較して有意に優れていた
  • 安全性プロファイル→新たな安全性信号は確認されず、既知の安全性プロファイルと一致
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