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カルケンス、初期治療のマントル細胞リンパ腫で有意なPFS改善を示す

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AstraZenecaのアカラブルチニブが、未治療の成人マントル細胞リンパ腫患者を対象とした第3相試験ECHOで、標準的な化学免疫療法(ベンダムスチンとリツキシマブ)との併用により、PFSを統計的に有意に改善したことが明らかになった。さらにアカラブルチニブ併用療法はOSの改善傾向も示しており、治療の継続によるさらなるデータが期待されている。

マントル細胞リンパ腫は非ホジキンリンパ腫の一種で、しばしば診断が遅れがちな悪性度の高いがん。アカラブルチニブのこの試験結果は、同疾患の治療法として新たな標準を設定する可能性がある。

  • 発表元→ AstraZeneca
  • 発表日→ 2024年5月2日
  • 試験名→ ECHO
  • 試験フェーズ→ 第3相
  • 患者群→ 未治療の成人マントル細胞リンパ腫患者
  • 主な結果→ PFSの統計的に有意な改善およびOSの改善傾向
  • 治療法→ アカラブルチニブと標準化学免疫療法の併用
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