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リンヴォック、アトピー性皮膚炎治療でエンドポイント達成、デュピクセントに対し優位示す

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AbbVieは、LEVEL UP試験においてウパダシチニブがデュピルマブに対して全ての主要および二次エンドポイントで優位性を示したことを発表した。この試験は、中等度から重度のAD患者を対象に行われ、全身療法に対する不十分な反応または使用が適さない場合にウパダシチニブを評価した。

  • 発表元→AbbVie
  • 発表日→2024年4月25日
  • 試験の結果→LEVEL UP試験において、ウパダシチニブは主要エンドポイントである16週間時点でのほぼ完全な皮膚治癒(EASI 90)達成とかゆみのほとんどない状態(WP-NRS 0/1)の同時達成率でデュピルマブに対して優位性を示した
  • 背景→ADの治療には新しい選択肢が求められており、現在の治療法では十分な症状管理ができない患者が多い
  • 試験の詳細→LEVEL UP試験は、中等度から重度のAD患者を対象にした多施設共同、オープンラベル、効果評価者盲検試験である
  • 重要性→ウパダシチニブは、一次およびすべての二次エンドポイントでデュピルマブに対して優位性を示し、EASI 90とWP-NRS 0/1の両方を同時に達成する割合が高かった
  • 今後の展望→AbbVieは、この試験結果を将来の医学会議で発表する予定
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