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AstraZenecaは、免疫不全患者におけるCOVID-19予防のためのシパビバートの有効性を評価する第3相試験SUPERNOVAの結果を発表した。この試験では、シパビバートが統計学的に有意に症候性COVID-19の発生率を減少させたことが示された。この結果は、COVID-19の様々な変異株に対しても有効性を示し、免疫不全患者に対する新たな予防手段として期待される。
- 発表元→AstraZeneca
- 発表日→2024年5月16日
- 研究の目的→免疫不全患者におけるCOVID-19予防のためのシパビバートの有効性と安全性を評価すること
- 臨床試験→SUPERNOVAは、シパビバートと対照薬(チキサゲビマブ・シルガビマブ=tixagevimab/cilgavimabまたはプラセボ)を比較するグローバルな第3相試験で、米国、英国、EUおよびアジアの197カ所で実施された
- 試験結果→シパビバートが対照薬と比較して症候性COVID-19の発生率を統計学的に有意に減少させた
- 免疫不全患者→血液がん患者、臓器移植受者、末期腎不全患者、B細胞枯渇療法を受けた患者など
- 副作用→シパビバートは良好な耐容性を示し、副作用は対照群と均衡していた