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Amgen、イネビリズマブがIgG4関連疾患に対する第3相試験で肯定的な結果を示す

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、科学や技術、医薬品分野における最新の研究成果や発見を紹介するメディアである。私たちは、読者にとって価値のある情報を提供することを目指し、常に最新の話題を追求している。今回は、Amgenが発表したイネビリズマブ(inebilizumab、商品名UPLIZNA、ユプリズナ)が免疫グロブリンG4関連疾患(IgG4-RD)に対する第3相試験で肯定的な結果を示したことについて紹介する。この試験は、IgG4-RDにおいてランダム化、プラセボ対照試験で有益性を示した初めての治療法である。

Amgenは、IgG4-RDの治療におけるイネビリズマブの有効性と安全性を評価する第3相ランダム化二重盲検プラセボ対照試験(NCT04540497)のトップライン結果を発表した。試験の主要評価項目であるIgG4-RDフレアのリスクがプラセボと比較して87%減少し、統計的に有意な結果を示した。すべての主要な副次評価項目も達成され、年次フレア率、治療なしのフレアフリー完全寛解、およびコルチコステロイドなしのフレアフリー完全寛解が含まれている。試験期間中の全体的な安全性の結果は、イネビリズマブの既知の安全性プロファイルと一致していた。

  • 発表元→Amgen
  • 発表日→2024年6月5日
  • 研究の背景→IgG4-RDは、慢性的かつ全身性の免疫媒介性線維炎症性疾患であり、多くの臓器に影響を及ぼす可能性がある
  • 研究の結果→イネビリズマブは、IgG4-RDフレアのリスクを87%減少させ、主要およびすべての副次評価項目を達成した
  • 臨床的意義→UPLIZNAは、IgG4-RD患者に対する新たな治療オプションとして有望である
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