STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、科学や技術、医薬品分野における最新の研究成果や発見を紹介することに特化したメディアである。本ウェブサイトでは、持続可能な方法で最新の話題を読者に届けるため、毎日更新される研究成果から特に注目すべき情報を選りすぐり、専門的な知見を交えて提供している。今回の記事で伝える情報は次の通り。
Pfizerは、進行中の薬物動態試験(NCT06153758)の結果に基づき、1日1回服用の修正放出製剤として最適なダヌグリプロンの製剤を選定したと発表した。Pfizerは、選定された修正放出製剤を用いて複数の用量を評価する用量最適化試験を2024年後半に実施し、登録を可能にする試験に向けて情報を収集する予定である。
- 発表元→Pfizer
- 発表日→2024年7月11日
- 開発薬→ダヌグリプロン(PF-06882961)は経口GLP-1受容体作動薬で、血糖値の管理と体重減少を目指す
- 臨床試験→進行中のオープンラベル無作為化試験で、即効性および修正放出製剤の薬物動態と安全性を評価中
- 試験結果→これまでの試験結果は、1日1回の投与に適した薬物動態プロファイルを示し、安全性も良好
- 次のステップ→2024年後半に用量最適化試験を実施し、登録を可能にする試験の設計に役立てる予定
- 補足説明→即効性製剤は服用後すぐに薬効を発揮し、修正放出製剤は薬剤が一定の速度で放出されるように設計されており、効果の持続時間を延ばすことが目的である