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Amgen、タルラタマブが進展型小細胞肺がんの併用治療に有望な結果を示す

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医薬品やバイオテクノロジー分野における最新の研究や治療法の進展を紹介するメディアであり、科学的知見をもとに、日々進化する医療技術の成果を読者に提供している。今回の記事では、小細胞肺がん(SCLC)に対するAmgenの新しい治療薬、タルラタマブ(tarlatamab、商品名IMDELLTRA、イムデルトラ)の臨床試験結果を報告する。

Amgenは、2024年のWCLCで、タルラタマブの新しいデータを発表した。タルラタマブは、がん細胞のDLL3とT細胞のCD3を同時に標的とする、初の二重特異性T細胞エンゲージャー(BiTE)分子であり、特にES-SCLCの治療において注目されている。この発表では、タルラタマブとPD-L1阻害剤との併用治療の安全性と有効性に関する新しい知見が紹介されている。

  • 発表元→Amgen
  • 発表日→2024年9月9日
  • 研究の目的→ES-SCLCにおけるタルラタマブとPD-L1阻害剤の併用治療の安全性と有効性を評価すること
  • 臨床試験→第1相試験DeLLphi-303および第2相試験DeLLphi-301でタルラタマブの安全性と有効性を確認
  • 結果の要約→DeLLphi-303では、タルラタマブとPD-L1阻害剤との併用治療が、管理可能な安全性プロファイルと長期の病勢制御を示した
  • 副作用→サイトカイン放出症候群(CRS)が報告されたが、主に軽度で管理可能なものであった
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