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AmgenのMariTide、第2相52週データ―月1回投与型肥満・糖尿病薬候補

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医療・科学・技術分野で進行する重要な研究、試験、製品開発の情報を多角的に伝えるメディアである。慢性疾患領域についても、新しい治療選択肢が社会と患者にもたらす影響を見据え、現場の変化をタイムリーに報じている。今回紹介するのは次の通り。

 

Amgenは、肥満および2型糖尿病を対象とした新薬候補MariTide(maridebart cafraglutide)の第2相試験Part 1の52週データを、2025年6月23日にシカゴで開催される米国糖尿病学会(ADA)第85回年次学術集会で発表すると明らかにした。MariTideは、月1回またはそれ以下の頻度で皮下投与が可能な長時間作用型の複合薬で、体重減少効果とその持続性が注目されている。

 

  • 発表元→Amgen
  • 発表日→2025年6月18日
  • 薬剤名→MariTide(maridebart cafraglutide、旧称AMG 133)
  • 対象疾患→肥満および2型糖尿病
  • 作用機序→グルカゴン様ペプチド1(GLP-1)受容体作動と、耐糖能に関連するインスリン分泌促進ポリペプチド(GIP)受容体拮抗の二重作用を持つ複合薬
  • 投与方法→月1回またはそれ以下の頻度で皮下投与
  • 第2相試験の成果→52週時点で、体重減少効果が持続し、プラトーに達しなかった
  • 第3相試験→MARITIMEプログラムとして設計が進行中
  • 同時発表→Repatha(エボロクマブ)の心血管データもADAで公開予定
  • 補足情報→Amgenは肥満領域で経口薬と注射薬を含む多様なパイプラインを展開中

AIによる情報のインパクト評価(あくまで参考として受け取ってください)

★★★★☆

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