-->ブレヤンジ、辺縁帯リンパ腫の初の主要解析―第2相TRANSCEND FLで高い奏効率 | STELLANEWS.LIFE
サイトアイコン STELLANEWS.LIFE

ブレヤンジ、辺縁帯リンパ腫の初の主要解析―第2相TRANSCEND FLで高い奏効率

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医療、科学、先端技術の最前線に立つ研究と実績を世界中から収集し、読者に重要な医学的進展をわかりやすく提供している。がん免疫療法や細胞治療など、将来的に治療の選択肢を大きく変えうる情報についても積極的に取り上げている。今回紹介するのは次の通り。

 

Bristol Myers Squibbは、再発または難治性の辺縁帯リンパ腫(MZL)を対象とした第2相試験TRANSCEND FLにおいて、CAR-T細胞療法リソカブタゲン マラルユーセル(商品名ブレヤンジ、Breyanzi)の主要解析結果を初めて発表した。この試験は単群、非盲検、国際共同試験として設計されており、2025年国際悪性リンパ腫会議(ICML)で詳細が口頭発表される。

 

  • 発表元→Bristol Myers Squibb
  • 発表日→2025年6月16日
  • 薬剤名→リソカブタゲン マラレウセル
  • 対象疾患→再発または難治性の辺縁帯リンパ腫(MZL)
  • 試験名→TRANSCEND FL(第2相)
  • 試験デザイン→多施設共同、単群、非盲検試験
  • 被験者数→66例(有効性解析対象)
  • 主要評価項目→全奏効率(ORR)95.5%、完全奏効率(CR)62.1%
  • 長期成績→24カ月時点での奏効持続率88.6%、無増悪生存率85.7%、全生存率90.4%
  • 安全性→Grade 3以上のサイトカイン放出症候群(CRS)および神経障害はいずれも4%、Grade 4/5は報告なし
  • 投与方法→100×10⁶個のCAR陽性生存T細胞を1回投与
  • その他の情報→Breyanziは既に複数のB細胞性悪性腫瘍に対して承認を取得しており、今回の結果は5つ目の適応領域を示唆

AIによる情報のインパクト評価(あくまで参考として受け取ってください)

★★★★☆

モバイルバージョンを終了