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エリキュースを保険外でも割引提供、BMSとPfizerが直接販売を米国で開始

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医薬品、ライフサイエンス、テクノロジー、環境、社会制度など、幅広い分野の重要な変化を捉え、確かな情報として伝えることを目的としたニュースメディアである。今回紹介するのは次の通り。

Bristol Myers SquibbとPfizerは2025年7月17日、両社のアライアンスによる抗凝固薬アピキサバン(商品名エリキュース)の新たな直接販売プログラム「Eliquis 360 Support」の提供を発表した。この取り組みは、無保険または保険の適用が不十分な患者に対し、現行の薬価から40%以上の割引価格で薬剤を提供することを目的としている。

  • 発表元→Bristol Myers Squibb/Pfizer
  • 発表日→2025年7月17日
  • 対象薬剤→アピキサバン(商品名エリキュース)
  • プログラム名→Eliquis 360 Support
  • 対象患者→無保険・自己負担・保険適用外の米国患者
  • 価格→現行薬価から40%以上の割引
  • 開始時期→2025年9月8日より、全米50州とプエルトリコで展開
  • 配送方法→患者への直接配送
  • 企業のコメント→アクセス改善と経済的負担軽減を目的とした施策と説明

AIによる情報のインパクト評価(あくまで参考として受け取ってください)

★★★☆☆(★3つで3番目の評価)

高額な医薬品のアクセス改善は、医療制度における重要な課題である。今回の施策は、制度の谷間にいる患者への支援策として意義があるが、現時点では米国国内限定の措置であり、他国への波及効果は未知数。また、根本的な薬価制度の改革ではないため、恒常的な課題解決には至っていない。

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