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Eli Lillyのマンジャロが第3相で全死因死亡率を16%低下

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医療、科学、テクノロジーなど多様な分野にわたる先端情報を網羅的にカバーし、読者に信頼性の高い知見を届けることを目的とするメディアである。世界各地の研究機関や企業が発信する一次情報に基づき、最新の臨床試験結果や薬剤開発の動向を紹介している。今回紹介するのは次の通り。

 

Eli Lillyは、GIP/GLP-1二重作動薬チルゼパチドによる心血管アウトカム試験「SURPASS-CVOT」の速報結果を発表した。

本試験は2型糖尿病とかつて心血管疾患を持つ成人を対象に、GLP-1受容体作動薬デュラグルチド(商品名トルリシティ)との比較を行った大規模国際臨床試験である。

 

  • 発表元→ Eli Lilly
  • 発表日→ 2025年7月31日
  • 研究の目的→ 2型糖尿病患者における心血管イベント(MACE-3)リスク低減効果の比較評価
  • 試験名→ SURPASS-CVOT(第3相試験、イベント駆動型・無作為化二重盲検)
  • 被験者数→ 30カ国・640施設にて13,299人を登録
  • 主要評価項目→ 心血管死・心筋梗塞・脳卒中の複合(MACE-3)初発までの時間
  • 結果の要約→ マンジャロはトルリシティに対しMACE-3リスク8%低下(ハザード比0.92、95.3%信頼区間:0.83〜1.01)で非劣性を達成
  • 副次評価項目→ 全死因死亡リスクを16%低下、eGFR低下抑制効果も認められた
  • 追加の有効性→ A1C、体重、腎機能マーカーの改善、死亡率低下
  • 安全性→ 主な副作用は消化器系で、いずれも軽度から中等度。中止率はマンジャロ13.3%、トルリシティ10.2%


AIによる情報のインパクト評価(あくまで参考として受け取ってください)

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