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キイトルーダ、肺がん長期生存率を改善、早期から進行期まで一貫した有効性を示す新データ

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メルク(Merck & Co., Inc.)は2025年10月20日、抗PD-1抗体「キイトルーダ(KEYTRUDA、一般名:ペムブロリズマブ)」が非小細胞肺がん(NSCLC)の早期から進行期にわたる患者で長期生存を示した新たなデータを発表した。データは第3相「KEYNOTE-671」および複数の長期試験の追跡解析に基づくもので、全生存期間(OS)および無イベント生存期間(EFS)の持続的な改善が確認された。今回の記事で伝える情報は次の通り。

  • 【要点①】切除可能なNSCLC患者で、術前+術後併用療法としてのキイトルーダが5年OS・EFSともに持続的改善。
  • 【要点②】進行期NSCLCにおける8~10年追跡データでも、化学療法比で長期生存率を大幅に上回る結果。
  • 【要点③】免疫チェックポイント阻害薬の長期有効性を裏付け、標準治療の位置付けを確立。

メルクが発表した「KEYNOTE-671」試験の5年追跡解析では、切除可能なステージII~IIIB非小細胞肺がん患者において、キイトルーダ+化学療法(ネオアジュバント)→術後キイトルーダ単剤(アジュバント)投与の併用レジメンが、プラセボ+化学療法群に比べて全生存期間(OS)と無イベント生存期間(EFS)をともに有意に改善した。OSのハザード比は0.74(95% CI: 0.59–0.92)、EFSのハザード比は0.58(95% CI: 0.48–0.69)であった。

AIによる情報のインパクト評価(あくまで参考として受け取ってください):

★★★★★

本発表は、免疫チェックポイント阻害薬による「長期生存」が現実の臨床で再現可能であることを裏付けた画期的な成果である。 特に術前・術後併用での5年生存改善と、進行期患者の10年追跡での持続的有効性は、がん免疫療法の標準治療確立に決定的な根拠を与える。

参考文献

Merck Press Release: “KEYTRUDA (pembrolizumab) Demonstrates Long-Term Survival Benefit in Certain Patients With Earlier or Advanced Stages of Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC)”
https://www.merck.com/news/keytruda-pembrolizumab-demonstrates-long-term-survival-benefit-in-certain-patients-with-earlier-or-advanced-stages-of-non-small-cell-lung-cancer-nsclc/

出典:Merck公式発表(2025年10月20日)/データ出典:ESMO Congress 2025, KEYNOTE-671 & Long-term KEYNOTE analyses

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