豚の口蹄疫アジア1型に対する新型ワクチン株の抗原特性についての検証。
新興の血清型アジア1型による豚の口蹄疫を防ぐ開発ワクチンを評価。グループVIII株を防ぐアジア1シャミールcDNA（Asia1 Shamir-R）の感染性cDNAクローン作成。GVIII系ウイルスのVP1のサイト1エピトープを加えたウイルス（Sham GVIII-EP1）、ShamirのVP1領域をGVIII系で置き換えた別ウイルス（Sham GVIII-VP1）の3種類のワクチンを開発。動物実験で口蹄疫の予防効果を確認。Shamir-Rワクチン接種の3～4週間後に豚の類似ウイルスに対する中和抗体も確認した。Shamir、GVIIやGVIIIウイルスに対する中和抗体の生成が確認された。
2020年8月韓国研究。
Shin SH, Jo H, Ko MK, et al. Antigenic properties of a novel vaccine strain for type Asia1 foot-and-mouth disease in pigs [published online ahead of print, 2020 Aug 5]. Vet Microbiol. 2020;248:108802. doi:10.1016/j.vetmic.2020.108802
