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RYBREVANTと化学療法の併用、EGFRエクソン20挿入変異を持つ非小細胞肺がんの一次治療薬としてFDA承認

STELLANEWS.LIFEは、医薬品や医療機器に関する最新の研究や治療法、承認情報などを専門的な観点から提供することを目指している。今回紹介するのは、非小細胞肺がん(Non-Small Cell Lung Cancer、NSCLC)の一次治療薬として、EGFRエクソン20挿入変異を持つ患者に対する新たな治療オプションに関するものとなる。

  • 承認日と機関→2024年3月1日、米国食品医薬品局(FDA)。
  • 承認された薬→RYBREVANT(amivantamab-vmjw)は、化学療法との併用により、EGFRエクソン20挿入変異を持つ局所進行または転移性NSCLCの一次治療薬としてFDAから承認された。
  • 研究の基盤→Phase 3 PAPILLON研究の結果に基づき、RYBREVANTと化学療法の併用は、化学療法単独と比較して、病気の進行または死亡リスクを61%低下させた。
  • ガイドライン更新→National Comprehensive Cancer Network(NCCN)は、NCCN臨床実践ガイドラインを更新し、EGFRエクソン20挿入変異を持つNSCLC患者に対する一次治療レジメンとしてamivantamab-vmjw(RYBREVANT)と化学療法の併用を推奨した。

参考文献

Johnson & Johnson Press Release, 2024年3月1日
https://www.jnj.com

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