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進行性肝細胞がん治療、オプジーボとヤーボイ併用で全生存期間改善

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Bristol Myers Squibb(BMS)は、進行性の肝細胞がん(HCC)の患者に対する一次治療として、ニボルマブとイピリムマブの併用療法が全生存期間(OS)の改善を達成したことを発表した。この結果は、標準治療としての選択肢であるソラフェニブまたはレンバチニブと比較して得られたもので、進行性の肝細胞がん治療の新たな選択肢になる可能性があると説明する。安全性プロファイルに新たな懸念はなく、既存の安全性データと一致している。これらの成果は、科学コミュニティや医療当局と共有され、今後の臨床実践におけるこの治療の位置づけが検討される予定という。

  • 発表元→BMS
  • 発表日→2024年3月20日
  • 研究の目的→進行性の肝細胞がん(HCC)の患者における一次治療としてのニボルマブとイピリムマブの併用療法の有効性と安全性の評価
  • 治療の概要→ニボルマブとイピリムマブの併用療法は、免疫チェックポイント阻害薬を用いた二重の免疫療法となる
  • 試験のデザイン→進行性の肝細胞がん(HCC)の患者668人を対象とした第3相ランダム化オープンラベル試験
  • 研究の結果→全生存期間(OS)の統計学的有意な改善が確認された
  • 治療の安全性→安全性プロファイルは以前に報告されたデータと一致し、管理可能である
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