-->RegeneronとMammoth、次世代CRISPR遺伝子編集技術で提携 | STELLANEWS.LIFE
サイトアイコン STELLANEWS.LIFE

RegeneronとMammoth、次世代CRISPR遺伝子編集技術で提携

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、科学や技術、医薬品分野における最新の研究成果や重要な発見を紹介することに特化したメディア。最新の話題を読者に届けるため、注目すべき情報を選りすぐり、専門的な知見を交えて提供している。今回の記事で伝える情報は次の通り。

Regeneron PharmaceuticalsとMammoth Biosciencesは、複数の組織や細胞タイプに対するin vivo CRISPR遺伝子編集治療法の研究、開発、商業化を目指して提携を発表した。Regeneronは抗体ベースのターゲティングを用いたアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターの開発を行い、特定の組織や細胞タイプに遺伝子治療薬を届ける技術を持っている。Mammothは従来のCRISPRシステムよりも大幅に小型化されたヌクレアーゼを含む遺伝子編集システムを開発しており、多様な編集機能を提供する。

  • 発表元→Regeneron Pharmaceuticals, Mammoth Biosciences
  • 発表日→2024年4月25日
  • 契約内容→Mammothは1億ドルの前払金および株式投資を受け取り、さらに1ターゲットあたり最大3億7000万ドルのマイルストーンおよびロイヤリティ支払いを受け取る権利を有する
  • 技術の目的→RegeneronのAAVベクター技術とMammothの超小型CRISPRシステムを組み合わせて、複数の組織や細胞タイプに対応する治療法を開発
  • 期待される成果→従来の治療法が届かない組織にも遺伝子編集治療を届けることが可能となり、多くの患者に利益をもたらす
モバイルバージョンを終了