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ニポカリマブ、第3相試験で全身型重症筋無力症の重症度スコア改善

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Johnson & Johnsonは、gMG患者を対象とした第3試験Vivacity-MG3において、SOCにニポカリマブが併用された場合、プラセボとの併用に対して優位性を示したと発表した。主な評価項目は、24週間にわたるMG-ADLスコアの改善であった。これらのデータは、2024年の欧州神経学会(EAN)で発表され、今年後半に規制当局への申請予定。

  • 発表元→Johnson & Johnson
  • 発表日→2024年6月28日
  • 研究の目的→gMG患者におけるニポカリマブの効果と安全性の評価
  • 試験対象→抗AChR+、抗MuSK+、抗LRP4+の患者を含む広範なgMG患者集団が対象で、これはgMG患者全体の約95%に相当
  • 臨床試験→二重盲検プラセボ対照試験Vivacity-MG3では、抗体陽性および抗体陰性のgMG患者199人が参加し、ニポカリマブ+SOCまたはプラセボ+SOCのいずれかにランダムに割り当てられた
  • 結果の要約→ニポカリマブ+SOC群は、24週目におけるMG-ADLスコアで4.70ポイントの改善を示し、プラセボ+SOC群の3.25ポイントを上回った。また、筋力および機能の改善も確認された(QMGスコア)
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