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GSKのGSK5764227、進展型小細胞肺がん治療でFDAの画期的新薬指定を取得

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GSKは、米国食品医薬品局(FDA)から、ES-SCLCの治療に向けた開発中のADCであるGSK5764227に対し、画期的新薬指定を受けたことを発表した。この指定は、既存の治療法に比べて有望な臨床データに基づいており、疾患が進行した患者に対する治療オプションの迅速な開発と審査を促進するものである。

ES-SCLCは非常に侵攻性が高く、化学療法後に再発または難治性となった患者には、治療選択肢が限られており、予後も不良であることが知られている。今回の指定は、GSKがこのがんの治療に向けた新しい治療オプションの開発を加速するという取り組みの一環であり、今後の臨床試験の進展が期待される。

  • 発表元→GSK
  • 発表日→2024年8月20日
  • 研究の目的→ES-SCLC患者におけるGSK5764227の有効性と安全性の評価
  • 試験の名称→ARTEMIS-001
  • 試験の概要→第1相多施設共同オープンラベル試験において、GSK5764227がES-SCLCの患者に対する抗腫瘍効果を示した
  • 結果の要約→GSK5764227は、再発または難治性のES-SCLCにおいて有望な臨床データを示し、FDAの画期的新薬指定を取得した
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