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欧州で初のBCMA標的CAR-T療法、カービクティが再発・難治性多発性骨髄腫薬として承認

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、科学や技術、医薬品分野における最新の研究成果や発見を紹介することに特化したメディア。本ウェブサイトでは、持続可能な方法で最新の話題を読者に届けるため、毎日更新される研究成果から特に注目すべき情報を選りすぐり、専門的な知見を交えて提供している。今回の記事で取り上げるのは、以下の内容。

ECが、RRMM患者向けのBCMA標的CAR-T、シルタカブタゲン オートルユーセルを承認。同薬は欧州で初めて承認されたBCMA標的CAR-T治療薬としてRRMMの治療選択肢を拡大。この治療は、初回再発でも使用可能で、新たな治療選択肢になる。

  • 発表元→Janssen-Cilag International NV、Johnson & Johnson
  • 発表日→2024年4月22日
  • 研究の背景→RRMMの患者向け新治療
  • 臨床試験→第3相試験CARTITUDE-4、1~3回の前治療を受けた患者で標準治療と比較して全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)を有意に改善
  • 承認された適応症→少なくとも1種類の前治療歴のあるRRMM患者に対し、初回再発の段階で使用可能。特にレナリドミドに耐性を示す患者が対象になる。
  • 承認の基盤となるデータ→第3相試験CARTITUDE-4の結果に基づき、カービクティが標準治療と比較して疾患進行または死亡のリスクを74%低減することを示している。
  • 特定の条件下での使用→治療前の適切な評価と準備が必要。これにはリンパ球減少症の治療、感染症のスクリーニングおよび予防措置が含まれる。
  • 治療の重要性→BCMA標的治療としては欧州で初めての承認を受け、治療選択肢を広げることになる
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