小児のブルーライトカット眼鏡装用に慎重意見を日本眼科学会などが4月14日に表明している。デジタル機器から発せられるブルーライトは必ずしも強いとは言えないなどと指摘。「ブルーライトカット眼鏡の装用は、ブルーライトの曝露自体よりも有害である可能性が否定できません」とも説明している。
問題点を挙げた上で、「小児にブルーライトカット眼鏡の装用を推奨する根拠はなく、むしろブルーライトカット眼鏡装用は発育に悪影響を与えかねません。偏りのない情報と充分な科学的根拠に基づいて、小児の目の健康を守って頂くことを願います」と説明している。