「HER2 陽性の進行・再発胃癌／胃食道接合部癌治療に対する三次治療以降としての Trastuzumab deruxtecan（トラスツズマブ デルクステカン）のランダム化第II相試験 （DESTINY-Gastric01）に関する日本胃癌学会ガイドライン委員会のコメント」、日本胃癌学会が9月29日に速報。
「ガイドライン委員会は HER2 陽性例に対する三次治療としてトラスツズマブ デルクステカンを推奨する（エビデンスレベル A）」と報告している。
その観点として、「① DESTINY-Gastric01 試験において、主治医選択による化学療法（イリノテカンもしくはパクリタキセル）と比較してトラスツズマブ デルクステカンの有意に高い奏効割合と延命効果が示されたこと」「② DESTINY-Gastric01 試験は、対象の約 80%が日本人であり、日本人患者に対するトラスツズマブ デルクステカンの有効性および安全性が確認されていること」と挙げている。
HER2 陽性の進行・再発胃癌／胃食道接合部癌治療に対する三次治療以降としてのTrastuzumab deruxtecan（トラスツズマブ デルクステカン）のランダム化第 II 相試験（DESTINY-Gastric01）に関する日本胃癌学会ガイドライン委員会のコメント
