「医療スタッフの放射線安全に係るガイドライン 水晶体の被ばく管理を中心に」複数学会が共同編集で2020年4月に発行している。共同編集に加わっている日本循環器学会が2020年9月10日に完成を報告した。
「今後も患者に不可欠な放射線診療が継続して発展しつつ規制を円滑に運用するためには、具体的な水晶体等価線量モニタリングのめやす、その考え方や分野個別の放射線防護及び最適化方法を示したガイドラインの作成が急務であると考えます。そこで、放射線を用いた診療行為に関与する全ての医療スタッフと患者双方の放射線安全に配慮した放射線の利用方法について令和元年度放射線安全規制研究戦略的推進事業費(円滑な規制運用のための水晶体の放射線防護に係るガイドラインの作成)事業において20の関係学協会の協力を得て検討し、提言としてまとめました」と作成の趣旨を説明している。
https://www.j-circ.or.jp/old/topics/gl_radiation_safety_medicalstaff.pdf