南米では新型コロナウイルス感染症を制御する対策のために狂犬病予防が後手にまわっているとする研究が報告されている。大規模ワクチン接種が滞り、犬の狂犬病が増加すると推定。実際に、南米ペルーのアレキパで狂犬病の増加傾向が確認されており、注意を要すると指摘している。

2021年5月、米国、ペルー研究。

Raynor B, Díaz EW, Shinnick J, Zegarra E, Monroy Y, Mena C, De la Puente-León M, Levy MZ, Castillo-Neyra R. The impact of the COVID-19 pandemic on rabies reemergence in Latin America: The case of Arequipa, Peru. PLoS Negl Trop Dis. 2021 May 21;15(5):e0009414. doi: 10.1371/journal.pntd.0009414. Epub ahead of print. PMID: 34019548.

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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