中国における新型コロナクチン接種の受容性の変化についての研究が報告されている。ワクチン接種の受け入れが変化したかどうか検討。中国の成人を対象に、3月(n=2058)(重度の流行期)と11月~12月(n=2013)(ワクチンが条件付きで承認される直前)の2回連続で調査。791名を縦断的に追跡調査。
縦断的に追跡した791人の回答者のうち、3月には91.9%、2020年11~12月には88.6%がワクチン接種を希望。3月には58.3%がすぐに接種を希望したが、2020年11月~12月には23.0%に減少。異なる流行期の2つの横断調査の全回答者を比べても同様の結果に。
流行期の異なる時期で高いレベルで維持。ワクチンの安全性への懸念から即時接種の意思は大幅に低下。
ワクチンの安全性に関する権威ある情報源からの情報、医師の推薦、接種の利便性は中国でのワクチンへの躊躇に対処し、一般の人々の群れ免疫の成功を促進する上で重要と指摘。
2021年2月、中国研究。
Wang J, Lu X, Lai X, Lyu Y, Zhang H, Fenghuang Y, Jing R, Li L, Yu W, Fang H. The Changing Acceptance of COVID-19 Vaccination in Different Epidemic Phases in China: A Longitudinal Study. Vaccines (Basel). 2021 Feb 25;9(3):191. doi: 10.3390/vaccines9030191. PMID: 33668923.