オーストリアにおけるワクチンの躊躇と接種拒否の理解に関する分析が報告されている。オーストリアでは1~11%の保護者がワクチン接種を拒否しており、それ以上の割合に躊躇する人もいると説明。躊躇する主な要因はほとんど分かっていないとする。調査実施により3%はワクチンを受けたことがないと回答。ワクチンに肯定的な考えだったのは57%。若い人や中等教育までの人でワクチンへの懐疑的な考えが強いという結果。医師による情報提供をの臨んでいる結果。健康情報の最も信頼できる情報源は医師。医師は健康情報を伝える上で重要な役割を担っていることを認識すべきであり、全キャリアを通して感染症予防や予防接種に関する最新の教育を受けることが必要であると指摘。
2020年12月、オーストラリア研究。
Bauer A, Tiefengraber D, Wiedermann U. Towards understanding vaccine hesitancy and vaccination refusal in Austria. Wien Klin Wochenschr. 2020 Dec 11. doi: 10.1007/s00508-020-01777-9. Epub ahead of print. PMID: 33313966.