英国と米国における新型コロナウイルス感染症のワクチンについての誤情報が接種意向に与える影響を測定した研究が報告されている。英国と米国(2020年9月現在)では、集団免疫に必要とされる以上にワクチンを「確実に」接種する人は少ないと指摘。誤った情報への接触によって、ワクチンを確実に接種すると述べた人の間で、英国では6.2パーセントポイント、米国では6.4パーセントポイントの接種意向の低下を誘発すると説明する。科学的な響きを伴う誤情報がより強い影響をもたらすと指摘。
2021年2月、英国米国研究。
Loomba S, de Figueiredo A, Piatek SJ, de Graaf K, Larson HJ. Measuring the impact of COVID-19 vaccine misinformation on vaccination intent in the UK and USA. Nat Hum Behav. 2021 Feb 5. doi: 10.1038/s41562-021-01056-1. Epub ahead of print. PMID: 33547453.